ポカラにやって参りました.カトマンドゥより標高が800mくらい低い上に湖を抱える街なので,湿気があります.この季節に,昼間でもTシャツで扇風機が必要な暖かさ.
いつの日か皆さんがネパールにやってくることもあるかもしれません.人生何があるかわかりませんからね.そこで,外国人旅行者の多くがネパールで訪れる地であろうカトマンドゥ―ポカラ間のアクセスについて簡単にご紹介.

まず,ネパールにはほとんど鉄道がありません.南のインド国境の辺りにちょろっと路線が引かれているだけ.なので,ネパールに来て,滞在している街から別の土地に,公共交通機関を使って移動しようと思うと,普通は,飛行機,観光バス,マイクロバス,の3つが選択肢になります.カトマンドゥポカラ間約180kmで利用出来るそれらについて,私が利用した体験をもとにざっくり説明します.

<飛行機>
費用:US$ 80
所要時間:40分

とにかく速い.両都市から約1時間感覚で運行.20~30人乗りくらいの小型のプロペラ機で,天候によってはすごい揺れる.山側の席(カトマンドゥ発で右側,ポカラ発で左側)に座ることが出来れば,さらに天気がよければヒマラヤの眺望も楽しめる.5月から9月のオフシーズンはいわゆる雨期なので,眺望は期待しない方が裏切られないで済む.
いったん乗ってしまえばこれほど楽な交通手段もないが,スケジュールが遅れることも多く,天候次第であっさり欠航に.滞在期間中計画通りに動きたいのなら,飛行機だけで旅程を決めておくのは無謀.
フライトアテンダントは勿論英語が通じる.というか,配られる飲み物を飲んでお菓子を食べてる間に到着するので,おそらくなにか思い悩む暇もない.
カトマンドゥ,ポカラともに空港と市街地が隣接しているので,街とのアクセスも良好.

<観光バス>
費用:US$ 15~US$ 5
所要時間:7時間

中庸.簡単に言うと,ぼろい日本の長距離バス.朝7時にカトマンドゥ(ポカラ)発,14時前後にポカラ(カトマンドゥ)着の便が一般的.2座席2列の大型バスなので窮屈.リクライニングはあるが,あまり倒すと文句言われる.谷側の席(カトマンドゥ発で右側,ポカラ発で左側)に座ることが出来れば,迫力のある眺望が堪能出来る.
途中,だいたい2時間間隔で,朝食(約20分)と昼食(約30分)の2回,観光客相手のドライブインでのまとまった休憩時間がある.多くの会社がバスを運行しており,グレードによって,立ち寄る施設が変わる.最も高いGreen Lineのバスは,US$ 3程度の昼食込みでUS$ 15.
朝に出発するので,途中の道路に問題がなければ,渋滞にもひっかからず,ほぼタイムスケジュール通りに移動できる.雨期や雨期直後の季節は,土砂崩れや冠水によって,渋滞が起こる事が多い.
添乗員はなんとなく英語が通じる.万が一通じなくても,外国人旅行者の利用が多く,コミュニケーションはどうにかなりそう.
カトマンドゥ,ポカラともに街中の主要なバスターミナルが最終停留所なので,街へのアクセスは良い.

<マイクロバス>
費用: US$ 3
所要時間:5時間

とにかく安い.両都市からだいたい1時間間隔で走っているので,予定を決めずに気ままに移動したい,けどお金は使いたくない,という人におすすめ.
しかし,若者がお金を出し合ってハイエースを購入,客を詰め込めるだけ詰め込んでレッツゴー,という風情なので,若い血潮にロマンは感じるが快適さは皆無.3人掛けの座席に4人座るのがデフォルト.ネパールの人は屋根にも乗る.谷側の席(カトマンドゥ発で右側,ポカラ発で左側)に座ることが出来れば,迫力のある眺望が堪能出来る.屋根だったら一番眺めは良いだろうけど非常に危険.
途中の休憩も適当で,一応,道端のバラックのような現地人専用ドライブインみたいなところで1回食事休憩がある.それを逃すと道端で花を摘む羽目になり,男性はともかく,女性にはハードルが高いか.
スピードを出すので,観光バスやトラックをばんばん追い越しながら走るのは爽快だが事故も多いとのこと.カトマンドゥに向かう場合,利用する時間帯を見誤ると,カトマンドゥを目前にして悪夢のような渋滞につかまって8時間くらいかかったりもする.した.
添乗員は勿論おらず,ドライバーはまず英語が通じない.同乗者に英語を話すものが居ないと,コミュニケーションでの困難も予想される.
カトマンドゥ,ポカラともに街中の主要なバスターミナルが最終停留所なので,街へのアクセスは良い.

こんな感じでしょうか.まず大前提として,これらの交通機関を利用する上で共通して必要なのは,「予定通りに事が進まない」ことを受け入れる余裕.「ネパールだからな」と念仏のように呟きながら受け流しましょう.
私のお薦めのカトマンドゥ-ポカラ間の移動手段としては,カトマンドゥ→ポカラを観光バス.ポカラ→カトマンドゥを飛行機,でしょうか.
どちらも飛行機ってのも良いんですけど,観光バスでポカラに行く時の眺望って結構なものなんです.急峻な山の間を縫う川に沿って走るバスから迫力ある自然や宿場町の景色を眺めながら過ごしていると,7時間もそれほど長くは感じません.
特に,ポカラ近くで,ヒマラヤに向かって走るようになる区間があってですね,道の先にそびえる,緑の山のに向こうに見える雪を戴いたマチャプチャレやアンナプルナといった高峰を眺めてるとちょっと感動しますよ.そんで帰りに地上からとはまた違った表情を見せる山々を楽しむのが理想的です.まぁ私が飛行機乗った時は曇ってて何も見えなかったんですけどね.

さて,ここで私がマイクロバスでなく観光バスを推しているのを読んでですね,「景色だけならマイクロバスでもいいじゃねぇか.快適じゃないとか危険だとか気にしないもんね」って思う方もいると思うんです.私知ってますよ.バックパッカーってそういう人達ですもんね.
ということで,次のカテゴリーネパールのエントリーでは,観光バスとマイクロバスの違いを,写真を交えて紹介しようと思います.
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テーマ:海外旅行 - ジャンル:旅行



















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