朝から夕方までの瞑想の後に、夜は講話の時間があったのですが、内容が共感できることばかりだったので、毎日楽しみにしていました。 「悲しみや怒りの種を蒔いても、笑顔の花は咲かない。」 「心に縛り目を作らない努力をしましょう。」 「あなたが抱いている怒りの炎のおすそわけ、私にはけっこうです。」  講話の中でゴエンカ師が、「ヴィパッサナー瞑想は心の手術です。」と言っていましたが、私は、「おお そうだ。」 とあいづちを打ちたい気持ちで聞き入っていました。 声を出してもいいルールだったら、出していた。

それから食事もおいしいと聞いていたのですが、評判通りでおいしかったです。 玄米、梅干し、味噌… おかずもどれもさっぱりしていて上品な味でした。 人里離れた山奥で、毎日瞑想して、お坊さんの隣で食べるおもいっきり健康的な食事。 もしかしたら雰囲気もあったかもしれないですかね…… いや、本当においしかった。 ごちそうさまでした。

そんな感じでしーーーんとした時間が思っていたよりも早いスピードで過ぎていき、11日目に聖なる沈黙が解けて参加していた人たちと談笑し、最終日にお世話になったセンターを掃除して、寄付をさせてもらって帰りました。


アニッチャ アニッチャ アニッチャ   (全ては移り変わっていく。)


合宿に参加させてもらった感想ですが、すてきな講話のおかげで心がきれいになった気がしてます。 苦戦していた瞑想の方も、「渇望を無くして、髪を洗わず、ひげを剃らず、洗濯もしなかったらいいかもな。」 と実践していたら、6日目に、「足が痛~い」 と感じている自分を平静な心で見ているもうひとりの自分の存在に気付いて、その日一日はまったく動かないでいることができました。そして、瞑想終わりの休憩で外の空気を吸うたびに、「山ありがとう! 風ありがとう! 鳥ありがとう!」 みたいな幸せな気持ちになれ、うれしかったです。 (そのことに満足して、髪洗って、ひげ剃って、洗濯して、さっぱりしたら、帰るモードになってしまい、あとはいまいちでした。)  でも繰り返しになりますけど、本当に心は浄化されていっているのか、あの合宿から今でもずっと気分がいいです。 渇望(執着)と嫌悪を無くす努力を続けると人間の心は平静になっていくようにできているんですかね。 どうなのかな? これからも続けていきます。 ああ ヴィパッサナー瞑想に参加させてもらえてよかった。ありがとう。


ヴィパッサナー瞑想は心の手術。 手術は成功した。 気がする。  

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私がヴィパッサナー瞑想の存在を知ったのは、ネパールにいた時でした。合宿に参加してきたバックパッカーの人たちが、「完全にフレッシュなもうひとりの自分に生まれ変わった!!」 「誰とも話が合わなくなった!!」 「よくわかんなかった…」 などと、興味深い感想を聞かせてくれてやってみたいなと思ったのを覚えています。 が、思ったのはその時だけでその後はすっかり忘れていたのですが、去年ぐらいに、「来年は年男だから、思い出に残る一年にしたい。」 と考えて、何をしたいか頭の中を整理していたときにこの瞑想の記憶が蘇って、今回京都で行われる合宿に参加させてもらうこととなりました。

瞑想センターは山奥にあり、鳥が鳴いてて、蛍が飛んでて、森林浴ができて、けっこう気持ちがいい場所でした。 同じ合宿に参加した人たちですが、「きっと全員髪が長くてヒゲなんだろうなぁ」と想像してましたが、そうでもなかったです。お坊さんも何人かいましたね。 合宿は11泊12日で、朝4時起床、夜21時半就寝、起きている間は合計で11時間ぐらい瞑想できる時間があります。 初めの3日間は、自分の呼吸を観察し続ける瞑想を教わり、4日目からはヴィパッサナー瞑想を教えてもらいました。 

ヴィパッサナー瞑想は、「渇望(執着)と嫌悪を無くして、平静な心で自分を観察する。」 、ゴータマがブッダになった瞑想法らしいです。60人ぐらいでびっしり坐って、ただじっと自分を観察し続ける男らしい瞑想でした。 今までやったことのある瞑想が、「満月の夜に、ロウソクが灯ってお香のにおいがたちこめている部屋に10人ぐらいが円になって坐り、いろんな大きさのシンギングボールの響きに包まれながら宇宙に吸い込まれる。」 というものだった私にはまあまあきつかったです。 足は痛いし、部屋は暑いし、眼を開けて最前列のお坊さんを見てみたらやっぱりまったく動いていないしで… 。 「お坊さんは本気ですごいな。」 と思ったら、そのことが気になり、「…… もう一回見るか。」 としょっちゅう見だして、自分の瞑想どころではなくなってしまったりもしてましたね。

 

坐禅を組んで、ただじっと自分を観察し続けるのはとてもむずかしい。


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